隠れ肥満とはどんな人がなるの?

隠れ肥満とは、一見痩せているのに、実は体脂肪率が高いことを言います。これは、皮下脂肪や内臓脂肪が多いことが原因であり、健康を害することもあるため、改善が必要な状態であると言えます。
隠れ肥満になりやすい人は、日常的に運動不足に陥っている人や、日常的にストレスを溜めこんでいる人、ダイエットとリバウンドを繰り返している人などです。間違ったダイエット法とリバウンドは、体脂肪を身体に溜め込んでしまう原因になると言われています。

一般的に、女性は皮下脂肪型肥満が多く、腰回りやヒップ・太ももなどの下半身に脂肪が付きやすいので、上半身は比較的痩せているけれど、下半身が太っているタイプが多いです。
一方男性は、内臓脂肪型肥満が多く、内臓の周囲に脂肪が付くため、放置しておくと成人病になることもあるので注意が必要です。
しかし、こういった隠れ肥満は、体重だけでは判断することが難しく、筋肉質でやせ形なのに、実は内臓脂肪は溜まっていると言うことも良くあります。そのため、体脂肪計を使用して測定することにより、判断することが出来ます。

こうした隠れ肥満は、20代後半から増加傾向にあります。その原因は、人間の代謝機能にあり、一般的に25歳を過ぎると、代謝機能も衰えると言われています。
そのため、食事の量を変えずに、運動もせずに日常生活を送っていると、隠れ肥満になりやすくなります。

暴飲暴食に気を付け、適度なストレス発散をすることや、積極的に運動をすることで、隠れ肥満は解消することが出来ます。中でも有酸素運動が効果的であり、筋トレを並行して行うことで、適度に筋肉を付けることが出来るので、脂肪が付きにくくなり、代謝も良くなると言うメリットがあります。

隠れ肥満には2つのタイプがある

隠れ肥満とは、外見的には太っておらず、体重が多いわけではないのに体脂肪が高い状態をいいます。目安としては、体脂肪率が、男性で25%、女性で30%を超えると要注意です。
隠れ肥満には、2つのタイプがあります。1つは皮下脂肪型といわれるもので、その名のとおり、皮膚の下にたまってくる脂肪です。二の腕が太くなったり、お尻や太ももなどがたるんできたりします。もう1つは内臓脂肪型で、肝臓などの内臓に脂肪がたまってくるものです。お腹だけが不自然にポッコリ出ているような場合が該当します

原因としては、皮下脂肪型は単に加齢による場合もありますが、普通の肥満と同様、まちがった食習慣や生活習慣によるものが多くをしめます。基本的には過食や、栄養バランスの偏り、不規則な生活や運動不足などよく知られたことばかりです。つまり、放置しておくと本物の肥満につながりかねないということです。

また、若い女性によく見られるのは、まちがった無理なダイエットやリバウンドを繰り返すことが原因となってしまうことです。リバウンドの時には脂肪だけが付いてしまうということがよくあるからです。
隠れ肥満の状態が続くと、身体がだるくなったり、やる気がなくなったりなど、意欲の低下につながることがあります。また、高血圧、高脂血症、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、腰痛などの病気を引き起こす原因になることもあります。

隠れ肥満の解消には、低カロリーで栄養価の高い食事をきちんと摂ること、特に良質のたんぱく質を意識して摂ることが大切です。間食は控えます。また、無理のない運動を続けること、なかでも有酸素運動が効果的といわれています。ウォーキングなど手近な運動でかまわないので、1回30分以上、週3日以上を目標にします。つまり、当たり前のことが続けられればいいというだけのことです。

隠れ肥満の改善法

見るからにふくよかな人だけが肥満というわけではありません。体重が重いことや見た目が太っていることを基準に肥満と呼ばれることもありますが、体重が平均的で見た目にも中肉中背であっても体脂肪率だけは基準値をはるかに超えているという人もいるのです。これは、年齢を重ねて代謝が落ちた人だけではなく、若い人にも多くある現象です。

隠れ肥満の人に多い傾向として、日頃の食生活や運動に問題があるというケースが多いものです。忙しい毎日を過ごしている現代人では、時間がないために朝食を抜いてしまうという人もたくさんいます。しかし、途中でお腹が減ってしまうのでおやつを間食してしまうものです。このような食生活では栄養バランスが乱れてしまいがちであり、高カロリーな菓子類で空腹をまぎらわしているだけです。まずは一日三食を決まった時間にバランスよく摂取するというサイクルを続けることが大切です。バランスのいい食事と一緒に痩せる薬を利用するのも一つの手段です。食事による脂肪の吸収を抑えることができれば、より効率的に痩せることが可能になります。

また、運動不足が原因になることもあります。仕事をしている人にとっては、職種によっては一日中デスクに座りっぱなしという人もいることでしょう。しかし、それを理由にせずに仕事以外の場所での生活を見直してみましょう。仕事場に行くまでの通勤の間、バスや電車に座っていたり、エスカレーターを必ず利用するなどの習慣から離れてみるだけでも効果を発揮します。

デスクワークの人は、ずっと座りっぱなしであることから足がむくんでしまうことも多いものですが、ちょっとした運動でもむくみが取れて体が軽くなるものです。激しい運動は苦手という人でも、ちょっとした工夫で隠れ肥満から脱出することができ、病気の予防にもつながります。さらにはいつもだるいなどの精神面にも効果を発揮します。